ここはどこだろう・・・ー
目を覚ますと、見たこともない部屋にいた。
窓も扉もないから、巨大な箱のような物の中なのかもしれない。
僕の首には
犬や猫につけるような首輪がついている。
その首輪は、鎖で部屋の隅と繋がれていた。
これじゃ、ペットと同じ扱いだ。
しばらくすると
どこからか水の流れる音だった。
水はものすごい早さで部屋へと流れてきて、
どんどん部屋を満たしていった。
僕の肺には水が溜まり、
だんだんと息ができなくなる。
僕は、冷たい水の中で、静かに目を閉じた。
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